朝起きた時「腰が辛い!!」のはなぜ?

こんにちは♪

あなたは、「朝腰が辛い・・・」ということはないですか?

腰がお辛くてご来店くださるお客様からも、よく「朝が辛いのよ(><)。まあしばらくすると落ち着いてくるんだけどね」というお話を伺います。

そうです。
よくあるケースが、普段から腰が辛くなりがちな方が、朝起きた時に「痛い!!」と感じています。

では、なぜ特に“朝”腰が辛くなってしまうのか?

今日はそのことについてお伝えします♪

 

日頃から腰が辛い方に多い体の状態が、腰、お尻周りの筋肉の硬さ。

そもそも、腰、お尻の筋肉が硬くなるとどうして痛くなってしまうの?!

を、簡単にお伝えすると↓↓

●筋肉が硬くなる

●硬くなった筋肉中の血管が圧迫される

●筋肉が酸欠状態になる

●「血管を拡張させよう!」とする物質が神経を通じて脳に酸欠を伝えるときに痛みが発生

という仕組み。

私たちの体は、血液が巡ることで酸素や栄養素を体中に届け動くようになっています。

ところがどこかで筋肉が硬くなってしまうと、その巡りに渋滞が起きてしまう。

それでも日中は、体を動かす(筋肉が動く)ので巡りを助けてくれます。

ところが寝ている時はどうでしょう。

何時間も同じ姿勢がずーーーっと続きますよね。

体を動かす筋肉はほぼほぼ動かない。

つまり筋肉が動くことでの巡りのサポートが受けにくい。

もともと辛かった腰部の巡りはさらに滞りがちになります。

これだけでも、「そりゃ痛くなるか!」と思いますよね。

そして、そこにプラスαの要因が、私たちの体温の変化です。

私たちの体温は1日の中で結構変化します。
そして一番低くなるのが朝4時から6時の間。

体温が低くなることで、硬かった部分がより硬くなり痛みが出やすくなってしまうのです(><)

これが朝「腰が!!」のよくあるケースです。

そして、体を動かすことによって巡りが良くなるので、痛みも緩和してくる。
これが「しばらくすると痛みも治まってくるんだけどね」の理由なのです。

 

でも、「結構普段腰辛くなりやすいけど朝痛くないよ?!」という方もいらっしゃいますよね。

その方々は恐らくちゃんと【寝返りがうてている】のではないでしょうか。

そう、朝腰が辛くならないようにするための大きなポイントが、【寝返りがうてるようにすること】です!!

先ほどもお伝えしましたが、同じ姿勢でずっと寝ていると、下になっている体重のかかる部分に負荷がかかり続け、血流が悪くなります。

でも、寝返りをうち体勢を変えることで、体重がかかる部分を変え体が硬くなることを防いだり、血流を促しているのです。

それを寝ている間20回くらい行っているのです!

え?!そんなに??
と思いませんか?

でも、『それくらい寝返りをうつ必要がある!』と体は判断しているということなんですよね。

私たちの体は寝ている間にもこんな風に自分たちでメンテナンスしようとしてくれているんですね。
すばらしい!!

 

朝腰が辛い方は、もしかしてなんらかの要因で寝返りが打ちづらくなっているのかもしれません。

ちなみに私も以前ワンコたちと一緒に寝ていた時に腰が辛くなる現象がありました(^^;)

その当時、ワンコ3匹とともに寝ていたのですが、ワンコたちはそれぞれ自分たちの好きなところを陣取って寝ていました。

顔の横にワンコ。
背中にピッタリくっついたワンコ。
足の間にワンコ。

のようにそれぞれ別の場所に寄り添って寝てくれる。

そのおかげで本当に寝返りが打てないのです!!

前々から「寝返りがうちづらいな~」とは思っていましたが、腰が辛くなりすぎたある日一人で畳の上に布団を敷き寝ることを決意。
すると!!
次の日腰の辛さがなく朝を迎えることができたのです!!!

寝返りの大切さを実感した朝でした。

さて、寝返りが少なくなってしまう理由は人それぞれだと思います。

でも、寝ている環境を見直すことは大切ですよね。

自分の経験も含め簡単にご紹介しますね。

●スペースの確保

体が動かしづらいくらいの狭いところに寝ていたり、お子様やペットなどと一緒に寝ていると、やっぱり寝返りが少なくなったりします。

●マットレスや枕などの寝具

今いろいろな硬さのマットレスがありますよね。
そのマットレスの硬さがもしかしたら寝返りが打ちづらくさせている可能性もあります。

例えば、柔らかいマットレスから少し硬めのマットレスに変えたとたん腰が辛くなくなった方もいらっしゃいます。
もしかしたら柔らかいマットレスの時は体が沈み込んで寝返りが打ちづらかったのかもしれません。

同じ事が枕にも言えます。

私は一度低反発の枕が合わず1回で変えたことがありました。
まさに頭の形が作られて寝返りが打ちづらかった。。。

でも、その枕を父はラクと言って使ってました!

なので、その方により合う寝具は違うのだと思います。

ただ、「朝辛いし、寝返りが打ててないかも!」という方で、「もしかしたらこのマットレスかな・・・」と思われたら、一度寝具を考え直しても良いかもしれません♪

 

そして、朝腰が辛くならないようにするための大きなポイント2つ目は【巡りをよくすること】です!

●適度な運動

特に歩幅を大きくしたウォーキングがおススメです!

有酸素運動ですし、臀部、下半身の筋肉も動かすことができます。

「ウォーキングの時間がない!」という方は、お買い物に行くときやお仕事の行き帰りなど、歩いているときの歩幅を大きくしてみたり、階段を上るときに1段抜かしで上るなど、『臀部の筋肉を使う』『股関節をできるだけ大きく動かす』を意識してみてくださいね☆

●特に腰、臀部、股関節周りのストレッチ

腰がお辛くなる方は、臀部や股関節が硬くなっている方が多いのです。
なので、特に、腰はもちろん臀部、股関節周りを日頃からよくストレッチすることは腰の辛さの緩和につながります。

1日1種類、短い時間でも良いので、ぜひ毎日ストレッチすることへ意識を向けてみてくださいね。

●湯船に浸かる

お風呂のススメでもお伝えしましたが、湯船にゆっくり浸かることで血行が良くなります♪

腰部の筋肉は深部にあるので、40℃くらいのお湯に15分くらいゆっくり浸かってみてくださいね。

●体をほぐしに行く

1度体が硬くなってしまうと、その部分は辛くなりやすいですよね。

運動やストレッチなどのセルフケアとともに、マッサージやほぐすなど、直接その部分へのアプローチもおススメです♪

もちろん、リオネルでも腰や臀部、骨盤ケアを含め、状態に合わせてしっかりお体をほぐし、適切なストレッチで巡りを促すお手伝いをしています♪♪

良かったらお越しくださいね♪

 

毎日のちょっとしたことが朝の腰の辛さを緩和に繋がります!

ぜひできることからトライして、『辛い朝』→『良い目覚め』にしてゆきたいですね☆

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